僕はワーホリ中、1年以上オーストラリアのバナナファームで働きました。最初はセカンドビザを取るのが目的だったんですが、途中からフィリピン留学費用を貯めることに目的が変わり、ついつい長居してしまいました。
慣れればなんてことないファームジョブですが自然を相手にするので、一歩間違えば死ぬのでは? ということもしばしば。僕がいたバナナファームでは暑さと直射日光が最大の敵でした。他にも蛇や蜂がいるし、急に激しい雨が降ったりと過酷な環境です。
場所によるとは思うんですが、特に暑い地域のファームでは持ち物はかなり重要になってきます。今回はファームでの装備について。
無いと死ぬもの
水
無いと確実に死にます。持ってこないとスーパーバイザーもブチギレ。2リットルくらいの空きボトルに入れて、働くときは常に持ち歩きます。
弁当
体力仕事なので食べるものがないと本当につらいです。人によってリンゴ1個で済ませたり、ガッツリ食べたりと色々ですが、体力系の仕事なら食べないと死にます。
帽子
無いと熱中症になります。キャップを被る人が多いですが、ハットタイプの方が安全度は高い気がします。もしくは麦わら帽子。帽子かぶってないと滅茶苦茶怒られます。
体を保護するもの
日焼け止め
オーストラリアの日差しはとてつもなく激しいです。日焼け止めがないとものすごく焼けます。シミもできます。皮膚ガンの発症率もあがります。SPF50以上のものがオススメです、が高いです。30くらいでもそこそこの効果はあります。そしてオーストラリアの日焼け止めはとてもべとつきます。特に男性で使わない人が結構いるんですが、絶対に使った方がいいです。
虫よけスプレー
ファームには虫がたくさんいます。ハエくらいならいいんですが、蚊、虻、蜂など積極的に攻撃してくる虫がかなりいるので虫よけスプレーは必要です。
グローブ
ファームでは手はかなりケガしやすいです。支給してくれるところもありますが念のために自分で1つ持っておくべきです。
服装
Tシャツ
かなり汚れるのでリサイクルショップで1週間分くらい買うと洗濯が楽です。1着3ドルくらいで買えます。毎日同じTシャツの外国人がいるけどどうやって洗ってるんだろう……
短パンor海パン
暑いので。膝より長いと汗でとても動きづらくなります。バナナファームでは濡れることが多かったので海パンみたいな素材のものが動きやすかったです。
ゴムブーツ
つまり長靴。普通のスニーカーでも良さそうですが、安全面を考えるとブーツがいいでしょう。少なくとも足首までカバーできる靴は欲しいです。ゴムブーツは水が入ってこない代わりにものすごく蒸れます。
靴下
1日中歩き回るので穴があきやすいです。安いときに大量購入しちゃいましょう。
有ると便利なもの
レインコート
雨が降ると急激に寒くなります。作業効率もグンと落ちます。風邪をひかないためにも持っておくといいでしょう。ただ降ったり止んだりするとレインコートは結構邪魔です。
上着
暑いので基本的に必要ない場合が多いんですが、朝が意外と寒かったり、バスの中が冷房マックス状態だったときに使えます。Kマートのパーカーが安くていい感じ。
スマホorカメラ
色々と記録用に。ファームはほぼ電波が無いのでスマホはカメラと時計の機能意外ほぼ役に立ちません。
スーパーの安い保冷バッグ
ファーム用にバッグを別に用意するのは勿体ないので。スーパーの買い物用バッグを使います。容量もあって、保冷もできて、壊れても買いなおせるのでファームジョブにピッタリ。
まとめ
基本的に汚れてもいいもの、壊れてもいいものを安く揃えるのがポイントです。ただ自分の体を守るために使うものはちょっと高いものを使うといいでしょう。
備えあれば憂い無し。
ではまた。

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