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【映画レビュー】「Looper」ブルースウィリスがタイムトラベルの概念をぶっ壊す【Netflix】

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 LOOPER/ルーパー。今日もSFを諦めきれず見つけてきたルーパーという映画。タイムトラベルと超能力を掛け合わせ! 細かい設定なんかを気にせず入り込める良作でした。

 以下ネタバレ有りの感想。

 

LOOPER/ルーパー [Blu-ray]

あらすじ

 2044年、30年後に開発されたタイムマシンで、未来のマフィアが送ってくる人を暗殺処理する「ルーパー」と呼ばれる殺し屋のジョー。ある日いつものように送られてくる人を待ち構えていると、未来の自分がやってきて殺し損ねる。未来ジョーは最高の嫁を殺された未来を改変するべくやってきたのだった。彼の目的は将来マフィアを牛耳ることになる子供レインメーカーを殺すこと。ボスに怒られるので、ジョーは子供を殺しまわる未来の自分を殺すために試行錯誤。

 ジョーはひょんなことからレインメーカーと遭遇して彼を守ることに。実はレインメーカーはめっちゃすごい超能力者でした。なんやかんやで未来ジョーに追いつめられるレインメーカーとその母親。それを見ていたジョーは気づきました。

 「俺が死ねば未来の自分も消えて万事解決じゃね?」

 自殺!

 

感想

この映画の評価を決定づけるセリフ

 「タイムトラベルに関しての説明はしない。複雑すぎるし、どうでもいい!」

 未来からやってきた主人公(ブルースウィリス)はこう言います。タイムトラベルについて更に質問すると「関係ないんじゃ!」とブチギレ。タイムトラベルに常について回る問題、タイムパラドックスやパラレルワールドの概念を「関係ないんじゃ!」の一言で片づけてしまったのです。この映画の登場人物は明らかに過去改変をしまくってるんですが、ブルースウィリスにそう言われてしまってはもうどうしようもありません。気にしないようにするしかないのです。この映画の娯楽性を高める名台詞です。

 

今までになかったタイムトラベル設定

 タイムトラベルといえば過去に行って現在の状況を変える、その過程で親殺し、自分殺しという定番が生まれたり、未来人が現在にやってきて予言を残したりっていう感じなんですが、ルーパーの場合は未来からきた自分を殺すというストーリー。親殺し、自分殺しの先を行ってますね。未来の自分を殺すということは、その後の人生をバッドエンドになると知りながら生きるということになるんですよね。30年後に絶対死ぬんです。でもそれまで絶対死なないと考えたら楽しい、のか……?

 

バタフライエフェクトっぽいラスト

 落ちがバタフライエフェクトの未公開版みたいな感じでしたね。自分がいなかったらみんな幸せ、みたいな。リスペクトがあるんでしょうか。

 でも自分が死んだら他人が幸せって、それはなんかちょっとヒーロー気取りすぎじゃないですか。愛ってやつなんですか、それが? 結果的に未来の嫁と今惚れてる女、両方救ったということになるのかもしれないんですけど、なんだかなぁ。それから自殺の決断めっちゃはやいな! と思いました。

 

子供がアナキンっぽい

 将来マフィアを牛耳る子供シド(レインメーカー)なんですが、完全にダースベイダーのオマージュだと思います。天才的な超能力とか、母親を殺されてダークサイドに落ちるところとか。

 宙に浮いて走るバイクもスターウォーズっぽいなーと思いながら見てました。宙に浮く乗り物は定番といえば定番ですけどね。

 

まとめ

 タイムパラドックスとかこの映画には関係ないんだ! と演者が言ってしまうタイムトラベルもの。確かに、そこにさえ目をつぶれば非常に面白いSFアクションでした。素直に言うのが潔くて好きです。

 ブランダーバス(ラッパ銃)という主人公たちルーパーが使う武器のデザインがかっこよくて好きでした。使い勝手が悪いのに使い続けるところもいいですね。愛があるというか。

 ではまた。

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