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【映画レビュー】チェイシング・コーラル -消えゆくサンゴ礁- 感想【Netflix】

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 Netflixオリジナルドキュメンタリー、チェイシング・コーラル -消えゆくサンゴ礁-(原題:Chasing Coral)を鑑賞しました。

 

 

 以下、概要と感想。

概要

 1980年代から現在にかけて地球温暖化により、多くのサンゴが死滅している。30年間で約半数のサンゴ礁が死滅し、2016年にはオーストラリアのグレートバリアリーフの約29%を喪失。

 元広告代理店勤務で水中写真家のリチャードは海中の異変に気付き、海洋学者、映画監督、ダイバー、カメラ技師などに協力を呼びかけ、サンゴが死んでいく様子を撮影することにする。

 

 海中へのカメラ設置や撮影の苦悩、愛するサンゴが死んでいく様子を撮影する悲哀を描くドキュメンタリー。

 

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感想

映像美

 まず素晴らしいのが映像の美しさです。きれいなサンゴ礁の映像を見ることが出来て癒されます。

 健康なサンゴ礁は本当に美しいですし、逆に死滅したサンゴ礁の悲惨さはかなり鋭く伝わってきます。

 

 蛍光色に変色したサンゴ礁の映像は美しくも痛々しい非常に印象深い映像でした。

 

2度の上昇で死ぬ

 サンゴは海水温が2度上昇するだけで深刻なダメージを受けるらしいです。たった2度の変化で!? と思うところですが、水温を体温にたとえた説明が非常にわかりやすかったです。

 

 人間の体温が2度上がるとかなりの高温であるのと同じように、サンゴにとっても水温2度の上昇は死活問題のようです。

 今まで何が問題なのかわからなかったことに対して、わかりやすい説明があって勉強になりました。

 

サンゴへの愛

 チェイシング・コーラルは水温が上がってサンゴが死んでいく様子をタイムラプス機能を使って撮影していく様子が描かれたドキュメンタリーです。

 水温が高い場所を特定して、100日以上毎日海に潜って撮影していきます。その撮影の様子がとても痛々しいのです。

 

 というのも、この撮影プロジェクトに関わる人全員がサンゴ大好き人間なのです。海洋学者も写真家もダイバーもみんな海が好きで、サンゴや魚が好きで、ダイビングが好きなのです。その大好きなものが死んで消えていく様子をひたすら毎日撮影している姿に胸を打たれます。

 本当に辛そうに撮影していて、それでも多くの人に知ってもらって悲惨な状況を変えようという信念があります。

 

 映画の中で、温暖化がサンゴに与えるダメージや、サンゴ礁が地球の生態系に与える影響がわかりやすく説明されています。

 そういう学術的なことが重要なのかもしれませんが、そういう部分よりも彼らの愛するものが失われていくことが悲しいし、サンゴとか海とか生態系のためよりもサンゴを愛する彼らのために何か協力できたらいいなぁと思いました。

 

まとめ

 非常に熱意を感じるドキュメンタリーでした。彼らのウェブサイト(https://www.chasingcoral.com/)を見るとわかるんですが、多くの人が彼らに賛同し、ムーブメントを大きく広げていっています。

 この流れがもっと大きく広がって多くの人がサンゴ礁を愛することになればいいなぁと思います。

 

 ではまた。