Travel Banana

旅と映画とバナナの話

【映画レビュー】フューリー ラストの謎を考える ネタバレ【Netflix】

 2014年公開、ブラッド・ピット主演のフューリーをネットフリックスで鑑賞しました。

フューリー(字幕版)

フューリー(字幕版)

 

 予告を見ると、ドイツの戦車に性能で劣るアメリカの戦車で挑むという話らしいです。戦車の知識はガールズ&パンツァーを1回見ただけなのでほぼ無いのですが、楽しめるのでしょうか。

 以下ネタバレ有りの感想。

あらすじ

 1945年4月。直前の戦闘で副操縦士を失ったフューリー号の隊長ウォーダディー(ブラピ)のもとに補充要因として新兵のノーマンが配属される。しかしこのノーマンは1分間に60単語をタイピングできるスキルを持つだけで、戦闘能力は皆無のただのビビり野郎だった。

 ノーマンが戦闘中にビビってミスりまくるので同じ戦車に乗る仲間たちに嫌われてしまう。ブラピはそんなノーマンに捕虜にした軍人を射殺させたり、制圧した町の女とセックスさせたりとよくわからない”教育”を施す。

 教育の甲斐もあってか、ノーマンはマシンガン乱射マンへと成長し、嫌われていた仲間にも「前から思ってたけど、お前いいやつだよな」とか言われたりする。

 

 戦車4両で行軍中、ドイツ軍の戦車ティーガーに3両を破壊される。ブラピ隊がなんとかティーガーを倒すものの、通信機能が故障して戦場で孤立してしまう。更に不運は重なり対戦車地雷を踏んで履帯ベルトが破損、走行不能に。修理中にドイツ軍歩兵大隊約300人が接近してきてしまう。

 「戦車を放棄して森に隠れよう」という、ごもっともな部下の進言をブラピはあっさり却下。「戦車が俺の家だ」とかよくわからないことを言ってドイツの大軍と戦うと主張。ブラピに教育されたノーマンも残って戦うと言い出したので他3人も後に引けず、結局300人対5人の圧倒的不利な戦闘をすることになってしまうのだった。

 

 なんだかんだあってブラピは死ぬ。

 

感想

とにかく派手なラストの戦闘シーン

 戦車1両対300人の歩兵が最後に戦うんですが、これがもうすごい。なんか三国無双並ににガンガン敵を吹っ飛ばしていく爽快感があります。砲弾、マシンガン、手榴弾。ガンガン撃ちまくって、バタバタ倒していきます。

 

 敵も敵でちょっと離れて戦えばいいのに次から次へと近づいてきます。かなり戦力を削がれたところでやっと対戦車ロケットを撃ってきます。

 

 しかし、ロケットランチャーの攻撃にも耐えてしまうフューリー、強い。直接の敗因が弾切れというのはちょっと悲しい。

 

 車内に手榴弾投げ込まれてるのに綺麗な状態で死ぬブラピはさすがだなぁと思いました。撃たれてるのにブラピだけ全然痛そうじゃない!不思議!

 

戦車とはあんまり戦わない

 映画冒頭で、アメリカの戦車がドイツの戦車より弱くて苦戦してるみたいな文章がでてきて、戦車で戦う映画なのかぁ、と思っていたら戦車の戦闘は対ティーガー戦のみ。しかも敵は1両のみ。ガルパンを実写化したみたいで面白かったのでもっと見たいなぁというのが感想。4対4の戦車戦とかも見てみたいです。

 

 ティーガーは確かに強くて硬くて、アメリカが性能面で苦労しているっていうのも伝わってきました。3両撃破されて辛勝だったしね。

 

スポンサーリンク

?

 

銃撃がスターウォーズっぽい

 銃(マシンガン)を撃つと弾が赤と緑に光ります。これがなんかスターウォーズっぽく見えてしまって第2次世界大戦って感じが薄れてしまいます。

 

 でもちゃんと会話で5発に1発光るみたいなことを言っていたような…… 軍事とか武器に詳しくないので弾が光るのが変なことなのか普通のことなのかわかりませんが、他の映画だとこんなに光ってないような気がします。

 

なぜか見逃される主人公

 脱出後、主人公はドイツの兵士に発見されますが見逃されます。ものすごい謎。

 怒り狂って手あたり次第にドイツ兵士を殺していく米兵たちとの対比か? そうだとしても仲間を大量に殺されて、あんなに冷静でいるのもなんか変な感じがします。自分で殺さないし誰にも報告しないなんてすごい不自然。

 

 と思ったんですが、ドイツ兵に”教育”前、つまりフューリーに配属された当初の「人を殺す=悪」という普通の思想を持ったノーマン自身を投影していると考えるとなんとなく納得できるような気がします。

 

 戦闘、女、酒を学んで戦闘マシンとなったノーマンが普通の人間だった自分を取り戻すためのシーンなのかもしれません。

 そう考えるとマシンというあだ名はウマいネーミングかも。

 

まとめ

 やっぱりラストの戦車籠城戦が見ていて面白かったです。このくらい銃を乱射してくれるとストーリーの運びとかどうでもよくなっちゃいますね。

 面白かった!

 

 ではまた。