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【映画レビュー】ガールフレンドデー ネタバレ・感想・あらすじ【Netflix】

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 Netflixオリジナル作品、ガールフレンドデー(原題:Girlfriend's Day)を鑑賞しました。

 

 

 以下ネタバレ有りのあらすじと感想。

あらすじ

 グリーティングカードの文面を考えるライターのレイは有能であるがスランプに陥り、ついには勤務先の上司であるスタイヴサンからクビ宣告を受ける。スランプの原因は3年前の妻の不倫が原因の離婚だった。レイの元妻であるカレンの不倫(再婚)相手は同業者で「楽観的なフクロウ」というキャラクターでヒットしたハロルドであった。

 

 クビになったレイがバーで酒を飲んでいると、かつてレイのライバルと呼ばれ現在は小説家に転身したタフトが現れる。タフトもまた小説家としてうまくいかずに悩んでいる様子であった。

 

 3か月後。

 レイは家賃が払えず、大家の甥の子守りを引き受ける。子守りの様子を刑事のミラーが窺っていた。

 失業後、酒浸りのレイはいつものようにバーに行くとスタイヴサンがいた。スタイヴサンはレイに"ガールフレンドに向けたカード"を書いてほしいと依頼し、3か月分の給料と同額の金を前金として渡す。

 レイは再びペンを手にとり、書こうと試みるがなかなかうまくいかない。
 

 レイがバーに行くと、ガールフレンドデーという祝日が新たに制定されるということをテレビのニュースで知る。また、ガールフレンドデーには最もロマンティックなカードを決めるコンテストが開かれるという。参加資格は素人か失業中のプロのみ。

 

 土曜日、レイは元妻であるカレンのもとを訪れる。2人は共同財産である猫のトニーの世話を週替わりしていた。別れ際、未練を残しているレイにカレンは、「ロマンティックな作家なのに家では愛情がなかった」と言う。

 

 バーに行くと、カードショップで働くジルと出会う。

 レイはジルのカードショップへ行き、2人の仲は深まる。

 

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 深夜、レイは元の職場に仕事道具を取りに向かう。自分のデスクから荷物を取り出し帰ろうとすると、どこからか変な音が聞こえてくる。音のするほうへ向かうと、そこにはナイフで腹部を刺されたタフトがいた。タフトはペイパー・ハーツ社の者にやられたと語る。タフトを介抱するレイは後ろから頭を殴られる。

 

 目が覚めるとレイはミラー刑事の部屋にいた。ミラーはタフトが酒を飲んで川で死んだこと、レイが容疑者であることを告げる。またレイがミラーの彼女が満足するようなガールフレンドデーのカードを書けば証拠品を処分すると言う。

 

 タフトの葬式で彼の家を訪れたレイは、タフトの妻からタフトがペイパー・ハーツ社の社長ディロン・ガンディの依頼でガールフレンドデーのコンテストのためにカードを書いていたことを知らされる。また、ディロンの弟のロバート・ガンディも同じくグリーティングカード会社AAAAAグリーティングを経営している。

 レイはタフトの妻との会話を外から窺っていたミラー刑事を殴りつけ、誰の指示なのかを聞くと、ミラーはガンディだと答える。

 

 レイはロバート・ガンディの自宅を訪ねる。ロバートはレイにミラー刑事やスタイヴサン、その他多くの者が彼の指示で動いていることを明かす。

 ロバートはレイにカードを書けと命令する。

 

 レイはジルの家を訪れ、一夜を共にする。そこで例は感情を取り戻したとジルに語る。

 

 レイはジルのためにカードを書き上げる。カードの出来は完璧だった。

 

 レイはスタイヴサンのもとへ行き白紙のカードを渡す。そして、カードは渡さないと宣言する。

 その後ジルの家に行きカードを渡すが、カードを見たジルは逃げろと言う。ジルの家にはミラー刑事がいた。ジルもまたロバートの手下でだった。

 レイはミラーを殴り、カードを燃やす。

 そこにロバートの手下2人が銃を持って現れる。レイとジルは車に乗せられ、郊外の小屋に連れていかれる。レイは拷問を受けるがカードの文面を言わない。

 ロバートがジルの子供を連れて現れる。ロバートはタフトを殺したことを明かす。ロバートはジルに銃口を向け、カードの文面を言うようにレイに命令する。

 銃声がして、ロバートが倒れる。彼の手下が撃って言う「人に優劣はないんだ」

 

 その後、レイはカードをロバートに渡し、ロバートはカードを売り出した。レイの書いたカードは多くの人に読まれることとなった。

 

 レイはライターを辞め、友人の勧めで運転教習所の教師となった。そして特別な人のためだけにカードを書くと決めた。

 

 ホームレスがゴミ箱からレイが考えたカードを見つけて微笑む。

 

感想

グリーティングカードっていいよな

 日本ではあまりなじみがありませんが、グリーティングカードって素敵ですよね。誕生日とかクリスマス以外でも、ちょっとした記念日とかにプレゼントとまではいかなくても、さりげなくカードを渡せたらちょっとだけ幸せな気分になれる気がします。

 

 レイがジルに書いたカードにはどんなことがかいてあるのか非常に気になります。見る人全員が称賛して思わず微笑んでしまうなんて…… よっぽどの名文なんだろうなぁ。

 

 気軽に自分の思いを表明できる手段があるというのは羨ましいです。アメリカに住みたい。

 

70分

  70分という映画のわりには時間が短く、気軽に見ることが出来てよかったです。このくらいの長さの映画が増えてくれると個人的にはありがたいです。2時間とか3時間ぶっ通しで集中して見るのって結構疲れます。じゃあドラマでも見ればって意見もありますが、ドラマと映画はやっぱり別ものだと思うんです。それにドラマって1話完結じゃないし。

 

 ただ70分というかなり短い映画なのに中盤で間延びしてしまった感があります。内容がちょっと読めてしまうのがよくないのかもしれません。

 

 どうせスランプ抜け出して良い文を思いついてハッピーエンドなんでしょ! という予想が頭の中になんとなく存在しているので、事件が起こるまでの「書けない、悩んでるパート」がダラダラしてしているように見えてしまいます。

 

 ストーリーにあんまり関係ないレイの同僚たちの会話とか詩の朗読とかいらなくね? とか思ってしまいます。その詩が面白いならまだいいんですが、そうでもないので飽きがきてしまいました。

 

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タフトを殺す必要あるのか

 元同僚で天才ライターのタフトが中盤で唐突に殺されるんですが、正直「なんで!?」と思いました。レイでは勝てないと踏んだのでしょうか。それならレイに書かせたりせずに、タフトを買収すればいいのに殺してしまうなんて……

 

 そもそも失業するほどに書けないライターに仕事を依頼するって経営者としてヤバイですよね。自分でクビにしたのに。

 

 それなりにお金も持ってそうだし、ロバートがまずやるべきことは審査員の買収だったのではないでしょうか。

 

NOBODY BETER THAN NOBODY

 ロバートの手下がロバートを撃つシーン。これが一番意味不明でした。割と後半に出てきたザコキャラにラスボス的存在が撃たれるなんて。しかもなんだかよくわからない信念を口にして。

 

 このシーンもっとうまいことできなかったんか…… ていうかこの手下の2人も文面はミラー刑事に聞いたらいいじゃないか。刑事はカード読んだんだし。ここはストーリーの欠陥かもしれません。

 

まとめ

 ひねくれずに見れば面白い映画でした。内容もハートフルだし、主人公がたった1人のためにカードを書き上げるというのもなんか良いなぁと思います。

 オチのホームレスが硬貨付きカードをみつけるっていうのもかなり好きだし、最後のカードを読んでみんなが笑顔になるシーンも最高にハッピーだし、全体的に良かったと思います。

 

 気軽にカードを送る文化が日本でも広まったら嬉しいです。

 

 ではまた。