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【期間工日記】 その1 研修までやることがない

 

みんなのトニオちゃん

 

 期間工としての働くために愛知県にやってきました。ここでお金を貯めて3月にはオーストラリアに旅立つ予定です。

 ただ、愛知県まで来たはいいものの全くやることが無くて困っています。

愛知県に赴任

やっちゃえ

 愛知県にやってきた。車といえば愛知県。日本一の自動車メーカーの工場も大体愛知県にあるっぽい。本当は関東圏にある日産の工場にしようかと思っていたんだけど、応募しようとしたタイミングで偽装が発覚したのでやめた。タイミングが良すぎて思わず笑ってしまった。ラッキーだった。候補が全滅してしまって面倒臭くなったので、僕は工場専門の派遣会社に登録した。そして勧められるがままに愛知県まで来てしまったのだった。

 

 

 紹介された工場は体裁のためか派遣社員は使わないらしい。が、人手が足りないらしい。そこで派遣会社が子会社を作り、その子会社の正社員が工場に出向するというシステムが作り上げられた。僕はそこに組み込まれることになった。つまり正社員になることになった。図らずも僕は就職してしまったのである。なんとなくこういう部分には期間工の闇を感じる。

 構造はなんとなくワープアっぽい感じがするがメリットもある。まず職歴がつくこと。30歳手前で職歴が無い僕は、今更職歴なんてもうどうでもいいと思っているけれど(オーストラリア行くし)、ニートや引きこもりから復帰する場合にはかなり大きい要素になるはず。職歴がない同世代のバンドマンとかもね。

 それから就業期間が定められていないこと。期間工は同じ工場では2年くらいまでしか働けない。でも僕の場合は仕事は同じだけど、厳密には期間工ではないので決まった期間がない。しかも正社員なのでボーナスも出る(らしい)。ただ、僕はそんなに長期間働くつもりもないので別に正社員じゃなくてもいいなぁと今更思う。2か月働くと就業祝い金として貰える20万円につられてしまった。どんだけ人いないんだよって感じだけど。

 

 

刈谷駅

 金曜日。新横浜から新幹線で名古屋、名古屋から東海道線で刈谷というところに来た。15時に北口にあるキヨスクで現地の人と待ち合わせすることになっている。現地に着くと僕のと同じくらいの大きさのバッグを持った男が数人階段で座って待っていた。なんだかみんな想像していた通りのいでたちだ。ニート脱出っぽい人。流れ者っぽい人。謎の英字プリントシャツの人などなど。明らかに同じところで働くってわかってるのに待ってる間、一言も会話しないのもなんか期間工っぽいなと思った。

 15時少し前に担当者がやってきて、一同をワゴン車に乗せて事務所へ向かった。もちろん車中でも会話は無い。事務所で簡単な書類を書いた。

 夕方4時過ぎ。これから健康診断をするらしい。事務所で握力を計ったあと、小さな診療所に連れてこられた。身長、体重、視力、血圧、心電図、血液検査、検尿。何かひっかかると働けなくなるらしい。特に高血圧ではじかれる人が多いのだとか。僕は多分問題ないはず……

 

 健康診断がおわり、寮へと向かう。寮といっても借り上げたアパートの1部屋。6畳、風呂トイレ別の割ときれいな部屋に布団一式と小さいテレビが置かれていた。

 研修は水曜日から始まるとのこと。ん? 水曜日? 今日は金曜だぞ。あと4日間何をすればいいんだ?

 近くにはコンビニ2軒。徒歩10分の所にワークマンとホームセンター。最寄り駅までは徒歩20分超。駅前にめぼしいものはなさそうだ。こんなところに4日間も目的もなく滞在しろというのか。それならなぜわざわざ金曜に呼び出したのか。月曜か火曜でよくね? 5億年ボタンかよ。

 

まとめ

 そんなこんなで期間工生活(仮)が始まりました。せめて近くに飲食店か喫茶店でもあれば少しはマシなんですがコンビニしかありません。この暇な時間をどうすればいいのでしょうか。

 

余談:

 旅行したり長距離移動すると思うんだけど、どこまで行っても人間が住んでるってなんか気持ち悪いなと思うときがある。どこまで行っても人間がいる。こんな辺鄙なところにも。

 日本から出て海を渡ってもまだ人間がいる。しかもどんどん増えている。

 実は宇宙は超巨大生物の一部で、地球にいる人間は悪性腫瘍の一種で、今はまだ小さいけれど、どんどん増えていつか宇宙を突き破ってその生物の息の根を止めるのではないかしら。なんてたまに考える。

 

 ではまた。

 

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