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【映画レビュー】元バンドマンが「セッション」を見た感想・ネタバレ【Netflix】

  久しぶりに音楽を題材にした映画を見ました。話題作「ラ・ラ・ランド」と同じデミアン・チャゼルが監督をしているとか。ラ・ラ・ランド見てないけどね!

 

 それにしてもセッションという邦題はおかしい。1回もセッションしてないじゃん! 毎回思うけど邦題って誰が考えてるんだ。そのまんまウィップラッシュじゃダメだったのか。

 

※以下ネタバレ有りの感想

 

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あらすじ

 音大生のニーマンは初級クラスのドラムの譜めくり係。偉大なジャズドラマーになるべく必死に練習していると、イカレサイコ指揮者フレッチャーにスカウトされる。

 

学校トップのジャズバンドでプレイできることを一時は喜ぶニーマン。しかしサイコ指揮者にパワハラ&暴行を繰り返し受けることで、ニーマン自身も鬱々サイコマンへと変貌していく。

 

 ドラム練習と称した自傷行為を繰り返し、せっかくできた彼女も練習の邪魔になるので切り捨てるニーマン。

 

 そんなニーマンにも我慢の限界が訪れる。ある日満身創痍でステージにあがり、力尽きると突然フレッチャーに襲い掛かったのだった。

 

 そんなこんなで学校を退学になり、ドラムもやめてしまったニーマン。数か月後に偶然フレッチャーと再会。フレッチャーもサイコなのがばれて学校をクビになっていたのだった。

 

 新しいバンドのドラマーが足りないと言うフレッチャーの誘いに乗り、ニーマンは再びステージに立つのだった。

 

感想

フレッチャーの曲目変更は復讐なのか

 いきなり映画のラストシーンの話なんですけど、フレッチャーがいきなり曲目を変更しますよね。「お前が密告したからクビになったんだ」って言って。いろんなレビューを見るとあれは復讐だっていうことになってるんですが、僕にはどうもそうは思えない。

 

次のチャーリー・パーカー

 フレッチャーはニーマンと再会したときに第2のチャーリー・パーカーを生みだしたいと語っています。その前にはプロとして活躍していた教え子の死を本気で悲しんでいます。

 

人としてはかなりヤバいタイプですが、おそらく音楽教育にかける熱意は本物です。人の扱いは雑ですが、才能や音楽そのものに対しては深い愛情を持っています。

 

 そういう人が復讐のためにステージ上で音楽を冒涜するような行為はしないはず。

 

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GOOD JOBという言葉は危険な言葉

 上出来だという言葉によって、才能のある人間が努力を怠ってしまう、ということをフレッチャーは言っています。

 

そして次のチャーリー・パーカーはどんなことがあっても挫けないとも言っています。

 

だからフレッチャーは可能性を秘めた生徒を絶対に褒めません。厳しく鞭を打ち続けるのです。

 

 打って打って叩き落として、そのどん底から這い上がってくるプレイヤーをずっと待ち続けているわけです。

 

ステージ上では不測の事態が起こる

 元バンドマンの意見ですが、どんなに準備をしてもステージ上では不測の事態が起こります。自分ではもうどうしようもないようなことが。楽器が壊れたり、音が出なくなったり、客が暴れたり。

 

もうそれはどうしようもないんだけれど、それにも対応しなければいけない。ジャズだったら曲のリクエストとかもあるしね。

 

 その不測の事態を減らすためにミュージシャンは練習したり対策を練ったりします。それでも完璧な準備ができることはほぼありません。常に臨機応変な対応は求められます。

 

 

 ではニーマンはどうだったんでしょうか。きちんと準備できていたでしょうか。臨機応変な対応は?

 

 ニーマンは準備が甘かったんじゃないかと思います。明らかにバンドメンバーとのコミュニケーション不足だし、当日に知らない曲目を急に言われて、他のメンバーは演奏できるのに、ニーマンにはできないってことは練習不足です。

 

楽譜の管理も甘いんだと思います。他のメンバーにちょっと聞けばどんな曲を演奏してるかなんてすぐわかるじゃないですか。

 

 フレッチャーはそういうステージングに対する意識を、ぶっつけ本番でニーマンに伝えようとしたんじゃないかな。口では悪役っぽいこと言いながらね。

 

嫌いな人とは同じステージに立ちたくない

 それから、嫌いな人を誘って一緒にライブしようなんて言うわけがないんですよ。それは音楽やってる人ならわかると思うんですけど。嫌いな人なら一緒に練習するのだって嫌なのにましてやライブなんて。復讐したいなら他の方法考えるでしょ。

 

 それにニーマンは音楽やめてたのに「もう音楽ができないようになるまで潰す」必要ないじゃないですか。

 

 だからドラマーがいなくて困ってるっていうのは才能を買ってるってことですよ。やっぱり。

 

まとめ

 プラダを着た悪魔を音楽題材にした映画! ってことでどうでしょうか。

 

 ではまた。

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