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【映画レビュー】ジャドヴィル包囲戦 -6日間の戦い- ネタバレ有り【Netflix】

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Siege at Jadotville

Siege at Jadotville

 

  Netflixオリジナル作品ジャドヴィル包囲戦を鑑賞しました。

 

 以下ネタバレ有りの感想。

 あらすじ

 1960年代。ベルギー領であったコンゴが独立し、コンゴ共和国となる。しかし地下資源の利権のために独立後も内戦が続いていた。

 そんな中、国連は平和維持軍としてアイルランド人部隊150名をコンゴの南部、ジャドビルに派兵する。チョンベ大統領のもと独立を目指すカタンダ州の勢力を抑えるためである。

 戦闘経験も無く新兵の多いアイルランド部隊だが、クインラン中隊長を中心に統率はしっかりと取れていた。当初は戦闘が行われることはないだろう、という見通しだったが、お気楽なムードを醸しながらも、塹壕を掘ったり、物資を調達したりと、襲撃に備える。

 

 カタンダ州の他エリアで発生した国連軍が民間人の死者をだしてしまう事件により、状況は一変。カタンダ側が他国の傭兵部隊と共にジャドヴィルへ攻め寄せる。

 アイルランド部隊はこれに応戦し何度も敵を追い返すが、次第に消耗していく。政治的な思惑により国連からの補給も援軍も無く、ついには弾切れとなってしまう。

 

 クインラン中隊長はここでカタンダに降伏。150人の部下を一人も死なせることなく見事に戦い抜いた。

 

 帰国後アイルランド人部隊は臆病者扱いをうけるが、2005年、歴史が見直されアイルランド政府から正式に英雄の栄誉を授けられた。

 

感想

 戦闘が始まるまでの序盤がモッサリしてて、ちょっと見てるのが辛かったんですが、防衛戦がはじまるととても面白い映画でした。

 戦争映画の序盤がモッサリするのは仕方がないと思いますが、この映画は序盤の説明があまりわかりやすいものではなかったと思いました。

 

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ひたすら防衛

 アイルランド人部隊はただひたすら防衛します。敵に攻め入ることはないので普通の戦争映画を期待して見るとちょっと退屈に感じるかもしれません。

 でも場面が切り替わらないだけで銃撃戦は結構派手にやってる感じがします。戦闘経験が無くて、ナメラられてたけど意外と強いっていうのも良かったです。

 

 弾持ってこい!とか衛生兵!とか叫んでるあたりはプライベートライアンっぽくて好きでした。

 

歴史勉強しようと思った

  戦争映画を見るたびに感じますが、歴史の知識があればもっと楽しめるんだろうなぁと思いました。コンゴで内戦があって、米ソ冷戦の材料になっていたことを僕はこの映画を見るまで知りませんでした。(というか場所も知らなかった)

 やっぱり知ってるのと知らないのとでは楽しさが全然違うと思うんですよね。

 

関連リンク:

コンゴ動乱 - Wikipedia

 

 どうでもいいことですが、第2次世界大戦以降の歴史って学校で教わった記憶が僕にはあまりないんですが(聞いてなかっただけか?)、この辺の歴史に詳しい人って自分で勉強したんでしょうか。

 

投降して死者ゼロ

 この映画は歴史的事実に基づいて作られているんですが、なんと150名のアイルランド人部隊は死者ゼロで、全員アイルランドに帰国します。これが事実なんだからすごいですよね。150人対3000人で戦闘して誰も死なないってかなりすごい。

 カタンダの兵士を約300人倒して投降したそうです。

臆病者

 しかし、本国に帰った兵士たちは敵に投降したことを理由に周囲から臆病者扱いをうけていたようです。全員で生き残ったのにひどい事を言う人がいるんですね。

 

 戦時中の日本以外にも捕虜になるくらいなら死ぬ、みたいな考え方ってあったのかなぁとちょっと不思議に思いました。(日本帝国軍が同じ状況にいたらバンザイアタックで全滅だろうなぁ)

 

まとめ

 前半のモッサリした部分以外は非常に楽しめました。ただ、史実に基づいてるとはいえもうちょっとキャラクターに装飾を加えても良かったんじゃないかと思いました。たまに誰が誰だかわからなくなります。主要な兵士には名前くらい付けてあげても良かったのでは。

 後半になるにつれてどんどん面白くなる映画でした。

 

 ではまた。