Travel Banana

旅と映画とバナナの話

留学エージェントを使ってオーストラリアの学生ビザを取ったよ

僕「学生ビザ欲しい!」

 

エージェント「申し込んでから最低2週間、最悪2ヶ月はかかるかも」

 

……翌日

オーストラリア「ビザあげる!」

 

僕「オーストラリアが喋った……!?」 

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学生ビザでオーストラリアに行きたいんだ!

  いきなりだが僕の彼女はオーストラリアに住んでいる中国人だ。だから僕はオーストラリアに行きたい。別に彼女が日本に来るというのならそれでもいい。けれども調べてみると定住できそうな日本のビザを取るのは滅茶苦茶面倒臭い。それはもう本当にびっくりするくらいに面倒なのだ。それにオーストラリアの大学を卒業してオーストラリアで会計士をしている彼女がわざわざ日本に来て、コンビニや中華料理店や英語教室で働くのもなんだかなぁと思う。ここは定職にも就かずにフラフラしている僕がオーストラリアで長期滞在する方法を探した方が良さそうだ。

 

 オーストラリアに滞在するビザは色々あるようで実は少ない。まず観光ビザはだめだ。3か月しか滞在できないし、働くことができない。期間が短すぎるし、残念なことに僕には貯蓄が無い。
 ワーキングホリデービザというものもある。最長2年間滞在することができて、ほぼ無条件で働くことができる。しかし、僕は既にこのビザを使って2年間オーストラリアに滞在してしまった。何を隠そう彼女と出会ったのもこのワーホリ期間中なのだ。

 

学生ビザ

 ではどうするのかというと、学生ビザを使うのだ。このビザはオーストラリアの学校に通っている間は(多分)期間に制限なく滞在することができる。専門学校や大学に通うことになるので2年とか4年とかそのくらいの長期でも大丈夫。それだけの期間があれば彼女と一緒に永住権を獲得することもできるのではないかと考えている。ダメだったら違う学校に再入学という手段もある。以前10年くらい学生ビザで滞在している40歳くらいの人に会ったことがある。(悲惨ではあるけど)そのくらいの長期滞在もうまくやればいけるのかもしれない。

 学生ビザがあれば週に20時間まで働くことができる。オーストラリアのアルバイトの時給が20ドルくらいとすると週に400ドル、月に1600ドル程度の収入を得られることになる。しかもオーストラリアにはキャッシュジョブといって給料手渡しで不法労働をさせてくれる飲食店がたくさんある。時給が安くて批判されがちだが、20時間を超えて働くことができるのである意味学生にはありがたかったりする。

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 学生にそんな時間があるのかよ、と思うかもしれないが結構ある。僕は特定の何かを学びたいわけではない。ただオーストラリアにいれたらいい。そんな人のために(?)ビザ取り学校というものが存在する。学費が安く、宿題が少なく、週に1,2回出席すれば在籍を認めてくれるそんな学校。

 学生ビザは週20時間以上の授業がある学校に通う必要がある。週20時間を学校に取られてしまっては働く時間が無くなって生活が大変そう……だがしかし、出席率50%以上でオッケーというゆるいルールが学生ビザがある。そしてビザ取り学校はこの20時間の授業を3日で行う。
 8時間、8時間、4時間。最後の4時間の授業はオンライン授業である。家でネットでビデオ見とけ、という感じのやつ。つまり僕は2つある8時間のどちらかに出席するだけで出席率50%を満たすことができるのだ。なんだかものすごい法の抜け穴感!

 しかし誰でも学生ビザが取れるわけではない。例えば大卒の人がこのようなビザ取り専門学校に行ってビザの申請をすると「なんで大卒なのにわざわざ外国のわけわからん専門学校なんかに通うんじゃ」と移民局もツッコミをいれられて時間がかかったりするらしい。僕は見事に高卒なのでそんなことにはならずに済んだ。

 それからある程度の英語も必要になる。学校によっては入試として英語のテストがあるらしい。でもこれはTOEICやIELTSのスコアがあれば免除になる。TOEICならば大体650点くらいあればどこのビザ取り学校でも入れそうだ。僕はTOEICのスコアが十分にあったのでここはすんなりと通過できた。 

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自分でやるのダルいし、エージェント使うわ

  そんなこんなで学生ビザの取得を決めた僕だが、非常に面倒臭がりである。ビザを取るためには

1、学校を探す
2、入学手続きをする(入学許可証を入手する)
3、ビザの申請をする

 この3ステップを踏んでいくことになる。これはダルい。頑張れば全部自分でやれないこともないし選択肢も広がるのかもしれない。実際ワーホリビザは自分で取ってたし、多分学生ビザもできなくはないことでしょう。でも、これは、マジで面倒臭いだけだ。ビザ取り学校に行くのならば絶対に先人の知恵を借りるべきだ。ということで留学エージェントを使うことにした。

 

 留学エージェントに対して否定的な人は結構いる。僕もどちらかといえばあまり好きではない。エージェントが利益を得る方法が気にくわないのかもしれない。留学エージェントは外国の学校に生徒を紹介することでその学校から紹介料を貰っている。希望よりちょっと高い物件を紹介してくる不動産屋と似ていて、留学エージェントも紹介料が多くもらえる学校を紹介しがちなのではないかと勘繰ったりしてしまう。そもそも提携していない学校は紹介すら出来ない。それもなんだか気に入らない。

 

 そんな負の感情も吹っ飛ぶくらいに面倒だと思ったので留学エージェントに直接出向いてみることにした。「オーストラリア ビザ取り学校」の検索ワードで1番に出てくるこちら。

dktokyo.com

 DKという留学エージェントにお世話になることにした。別にどこを使っても一緒だろうと思い、検索で1番上に出てきたここに決めた。そもそもビザ取り学校を大々的に紹介するエージェントというのがあまりない気もする。ワーホリとか語学学校の方が利用者が圧倒的に多いし、随分とニッチなところをすすむ業者だなぁと今更思う。

 DKのオフィスは北千住にある。もともと中学校だった建物を行政が改装して中小企業に安く貸しているのだが、DKのオフィスもその中にある。オフィスは僕が思っていたよりもこじんまりとしていて、スタッフも2名だけだった。こんなに小さい会社で大丈夫かなとも思ったが、考えてみればオフィスの広さや人数の多さと留学の質は全く関係無いなとも思った。

 

学校探しと入学手続き

 オフィスに着くと簡単なカウンセリングが始まり、僕がビザ取り学校に行きたい旨を伝えると「ああ、ビザ取り学校ですね」と慣れた感じで1番安い学校を紹介してくれた。ロイズというビジネス学校。

www.lloydscollege.nsw.edu.au

 

 さっそく第1ステップの学校探しをクリアしてしまった。ものの15分。一撃必殺。

 学費は約3カ月で1200ドル。オーストラリアの学校は3カ月ごとに学費を納めればオッケーというシステムになっている。これは留学生の経済活動を支えるための国策なのだとか。


 授業料に加えて学生は指定の保険に加入しなくてはいけないのでその費用と入学金その他諸々で学校入学のための初期費用は約30万円。これを学校に支払うことで学校からビザ申請に必要な入学許可証が発行されるらしい。
 支払い方法は海外送金かクレジットカード。カードの限度額が20万円しかなかったので海外送金にしようかと思ったら、海外送金もそれはそれで結構手続きが面倒なことに気が付いた。銀行にもよるけど、証明書を出せだのなんだのと色々と言ってくる。物は試しに、と思い楽天カードの年収欄を底上げしてみたところ特に調査もなくクレジット枠が増えたのでカード払いにすることにした。(無職年収0という状態でカードが発行されていたことに驚く)

  しかし、このカード払いの仕組みが少し怖いものになっていた。エージェントにカード情報を伝えて、それをエージェントがDKシドニーオフィスのスタッフに送りそのスタッフがカードを切るという方法で学校に支払われる。とてもリスキーな香り。実際には何の問題も無かったし、多分大丈夫、とは思っていても気分のいいものではない。

 兎にも角にも、クレジットカードで入学のための費用を支払ってからしばらくするとDKから入学許可証が出たという連絡があった。これで第2ステップクリアだ。

 

 

ビザを申請する

 いよいよビザを申請するときが来た! DKの担当者からビザ申請のために必要な質問に答えてくれというメールが来た。この質問がとてつもなく長い。自分のプロフィール的なものとパスポートの番号とかそのくらいだと思っていたらそんな簡単なものではなかった。まず学歴と職歴を期間を含めて全部書き出さなければいけない。アルバイトを転々としながらバンド活動にお熱だった20代前半の僕は数えきれないほど色々なアルバイトに手を出していたのでこれが大変だった。

 

 他にも

・なぜ今回のコースを選んだのですか?:

・なぜ今回の学校を選んだのですか?:

・なぜ自分の国ではなくてオーストラリアで勉強することを選んだのですか?:

・今回の留学は、自分の学歴・職歴とどのような関係がありますか?将来の自分のキャリアにどのようなメリットがあると思いますか?:

・あなたと自分の国とを強く結びつける関係は何ですか?(親や兄弟が住んでいる、不動産を持っているなど)

 

 言葉を覚えたばかりの幼稚園児並みになんでなんでと聞いてきやがる。しかも正直に長期滞在したい、できれば永住ビザも欲しい、なんて答えるとまずビザは下りない。 ……これは……心理戦だ!

 

 とりあえず適当に景気の良いオーストラリアでビジネスの勉強がしたい的なことを書いてエージェントに提出した。すると僕の担当者は良い感じに肉付けされて英訳された文章を送ってきてこれでいいですかなんて言ってくる。良いですとも。完璧です。

 これ自分でやってたら当たり前だけど自分で英文考えなきゃいけなかったのね。それはそれで出来なくもないんだろうけど、添削とか推敲してくれる人がいるってのはありがたい。エージェント使って良かったと思った。

 なんとか全ての質問に答えて(考えてもらって)ビザを申請した。エージェントはビザがおりるまでに時間がかかる人だと最長で2ヶ月くらいかかるということを言っていた。確かにオーストラリア人は変なところで適当だったりするので放置されたり忘れられたりすることは多い。でも入学まで3カ月以上もあるし別に今すぐ必要なものでもないから気長に待とう、と思っていたらなんと次の日にビザが下りた。ちゃんと審査とかしてるんだろうか。

 

まとめ

 そんな感じで学生ビザを取得することができたので僕のオーストラリア行きが決定。学生ビザを取るのはワーキングホリデービザよりもかなり面倒だなぁと感じた。特に学校の入学許可が必要なことと、申請時の質問が多いこと。それから入学日の調整とかも自分で直接学校と連絡取りあってやるのは結構面倒臭そう。そういうのを全部丸投げして無料でやってもらえたから今回は留学エージェントを使って良かった。一応現地にもオフィスがあってそこでも無料で色々相談に乗ってくれるらしい。使うかどうかは微妙だけど。

 

 英語の勉強のためにもビザは自分で申請した方がいいという人も結構いるけど、学生ビザは正直エージェントに頼った方がいいなと思った。ワーホリビザとか観光ビザなら自分でやってもいいけど、学生ビザは時間がかかりすぎる。ビザ申請の時しか使わないような単語を調べたり覚えたりするより、普段使える英語の勉強に時間を割いたほうがいいなとも思うし。エージェントは無料でやってくれるしどんどん頼ったほうがお得!

 

 ではまた。

黄金銃を持つ男 (字幕版)

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