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【多読の記録】その1 The Wonderful Wizard of Oz/オズの魔法使い

The Wonderful Wizard of Oz (Dover Children's Evergreen Classics)

The Wonderful Wizard of Oz (Dover Children's Evergreen Classics)

 

 英語学習のために多読をはじめました。洋書を読んだ記録として読了後に感想を書いていこうと思います。今回はその第1弾。

 オズの魔法使いを読みました。

 単語数:39295

The Wonderful Wizard of Oz

オズの魔法使いとは

「マザー・グースの物語」のヒットで童話作家として成功していたライマン・フランク・ボームが、自らが子供たちに語ってきかせた物語を元に書き、1900年5月に出版した。凝った構成によるカラー図版の児童書は当時としては革新的であり、本はたちまち子供たちの心をとらえ、増刷の追いつかない空前の人気作品となった。

アメリカ合衆国カンザス州の農場に暮らす少女ドロシー(Dorothy)が竜巻に家ごと巻き込まれて、飼い犬のトト(Toto) と共に不思議な「オズの国」(Land of Oz)へと飛ばされてしまう話である。なおボームは「竜巻(tornado )」を示す説明と共に「サイクロン(cyclone )」という単語を使用している。

この本はアメリカ文学で最もよく知られた本の1つであり、世界中で翻訳されている。アメリカ議会図書館は「アメリカで最も優れ、最も愛されているおとぎ話」と語っている。初版およびブロードウェイ・ミュージカルの成功後、ボームが13冊、ボームの死後に他の作者等がオズ・シリーズOz books)を出版している。

ボームは「親愛なる友人で同志である我が妻(モード・ゲージ・ボーム)に捧ぐ」と記した。1901年1月、ジョージ・M・ヒル・カンパニーは初版の1万部を売り切った。その後300万部を売り上げ、1956年にパブリックドメインとなった。

引用元:wikipedia

 

 オズの魔法使いは100年以上前に書かれた童話です。子供のころに世界むかしばなしというアニメで見たことがあるような気がしますが、ストーリーはあまり覚えていませんでした。オズの魔法使いというタイトルは有名ですが、ストーリーを知ってる日本人は少ないんじゃないでしょうか。

なぜオズの魔法使いを読んだのか

 なぜってそれは安いから。安いというかタダ! 無料! 作者が亡くなってから時間が経ち、著作権が消滅しているのでアメリカでもっとも有名なオズの魔法使いは無料で読むことができます。

 

 キンドルがあると読書が捗ります!

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古い作品

 著作権が切れている。それはつまりめちゃくちゃ古い作品ということ。出版が1900年なのでもう100年以上前です。そんなに古い文を読んで英語の勉強として大丈夫かな? と最初は思いましたが、特に問題なく読めました。ところどころ「これは多分古い言い回しなんだろうな」という部分がありましたが、結構簡単に気づくことができるので多読という目的ならばまったく問題ないと思いました。

 それからウィキペディアに詳しくあらすじが載っているので確認しつつ読むことができます。途中でストーリーわからなくなっても安心!

 

児童文学を読む有用性

 オズの魔法使いを読んで、外国の有名な童話、児童文学を読むのはかなり重要だなぁと思いました。

 

 アメリカにおけるオズの魔法使いって日本における桃太郎とかかぐや姫だと思うんです。絶対誰でも知ってる話として。で、日本語学習者には桃太郎のストーリーくらいは知っておいてほしいと思うんですよね、日本人的には。桃が上流から流れてくるときにしか使用されない擬音語とかがあって無駄っぽい部分もかなりあるんですけど意外とそういうのが重要だったりして。文化としてのベースになっている部分も多いですし。

 そういう通奏低音的なものがオズの魔法使いにもところどころに散りばめられているような気がします。農家の生活だったり、魔法に対する考え方だったりとか。

 英語を学習する上で、子供のころに読んだ誰でも知ってる話を読むというのはその国の文化を学ぶことになるのだと思います。

 

 余談:かの有名なドラマ、フルハウスでジェシーおいたんは姪っ子たちのことを(英語版では)マンチキンと呼ぶんですが、それの元ネタってオズの魔法使いだったんですね。マンチキンという種族の小人が物語序盤に登場します。

 

ファンタジーに与えている影響

RPGっぽい

 後世のファンタジーに与えている影響はかなり大きいと思いました。まず主人公が4人パーティであること。めちゃくちゃRPGっぽい。魔法使い系少女、喋る無生物、斧使い(不死身)、ライオンという特殊能力とか作りやすそうなキャラクターたち。そんな彼らがエメラルドの都を目指して旅をするというお話。これは完全にRPG。途中、西の魔女(弱点:水属性)とか中ボスっぽいのもいるし。

 これが100年まえの童話というのが驚き。

 

喋るカカシ

 喋るカカシといえば伊坂幸太郎の初期作品、オーデュボンの祈りに未来を予知する喋るカカシ優午が登場しますが、設定だけみたらものすごいオズ感。

 

ブリキの木こりのハガレン感

 主人公ドロシーの仲間としてブリキ製の木こりが登場するんですが、ものすごく鋼の錬金術師っぽいのです。

 元々生身の人間だった木こりが魔女の呪いによって少しずつ体を切り落とされてブリキ製の義手義足に交換していくうちに全身ブリキ製になってしまった、という設定。そして彼は失ってしまった心臓を手に入れるために旅をします。体はブリキなので食事も睡眠も必要なし。

  これってものすごくハガレンっぽい。

 禁忌を破って精神を鋼の鎧に定着させた弟と義手義足の兄が元の体にもどるために旅をする。鎧だから食事睡眠必要なし。

 結構影響受けてるんじゃないかなぁ。

 

まとめ

 子供用に書かれた作品らしく英語も簡単で読みやすかったです。

 多読の1冊目にはちょうどいい本でした。

 

 ではまた。

Over the Rainbow

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